「不定詞 」と「動名詞」の使い方

  

「to 不定詞」と「動名詞」のを学校で習ったけど…
使い分けがわからない、何が違うの?

と中学生の生徒からの質問

中学校の英語の授業で教わったものの、

いざ問題を解こうとしたらわからない⁉︎

そんなことよくありますよね

どんな時どんな場面で使う

皆さんは使い分けできますか?

こんにちは!
中学生からの質問で「to 不定詞」と「動名詞」の使い方です。
どちらも似たような意味だけど、使い分けなんてあるの?
今回はその質問に答えたいと思います😊

動名詞と不定詞とは?

中学生のとき、「 不定詞 」と「動名詞」を学校で学習すると思います。

正確に言えば「 不定詞(to +動詞の原型)」の(名詞的用法)は、

日本語で意味は「〜すること」と習ったかと思います。

同じ意味なのに使い分けなきゃいけないなんて混乱

どうやって使えばいいかわからない!!

中学校の英語の授業やテストで内容が同じように

「動名詞〜ing」の文を「to + 不定詞」に

また「to + 不定詞」を「動名詞〜ing」の文にしなさい

という問題がよく出てきます。

使い分けなければいけないものもあれば、

どちらを使っていい時もあります。

to 不定詞=「未来」について話すときに使います。

動名詞〜ing =「過去に起こったこと」、「すでにあったこと」を指します。

不定詞のtoは、まだ実行していない未来に起こること、これからあること、実行するなどを指します。

それに対し「動名詞〜ing」は過去に起こった現実(事実)、現在起こっている現実(行為)をあらわします。

またすでに起きている出来事や実際の行為について表す時に使われるのです。

どちらも日常会話でもたくさん使われています。
この機会に見ていきましょう!


to 不定詞

先に伝えましたが、

不定詞のtoは、まだ実行していない未来に起こること、これからあること、実行するを指します。

不定詞=「未来」について話すときに使う

 “I want to meet her.” (彼女に会いたい)は、

会うことを望んでいますが、まだ実現していないことでもあります。

これからそうしたいなという希望であったり、実現しようとすることを表す動詞が用いられることが多いです。

to 不定詞 は 、ここは間違えないで欲しいのですが、toの後に動詞の原形がきます。

なので「to不定詞」とは「to+動詞の原型」です。

ここまでは単純です。

ですが3つの品詞の働き、つまり文中で3つの働きをします。

その品詞とは、名詞、形容詞、副詞です。

・名詞的用法「〜すること」

・形容詞的用法「〜するための」

・副詞的用法「〜するために」

それはまた後ほど詳しく解説していきますね!

「to不定詞だけを目的語にとる主な動詞」があります。

中学校でも先生はいくつか教えてくれます。

「to+動詞の原形」だけを目的語にとる動詞  

deecide:〜することに決める

hope:〜することを望む

want:〜したい

wish:〜したいと願う

など

実はそれ以外にも下記のようなものがあります。

agree:〜することに同意する

desire:〜したいと望む

determine:〜しようと決意する

expect:〜することを期待する

intend:〜するつもりである

learn:〜することを学ぶ

manage:どうにかこうにか〜する

mean:〜するつもりである

offer:〜しようと申し出る

plan:〜する計画する

pretend:〜するふりをする

promise:〜すると約束する

refuse:〜するのを断る

seek:〜しようとする


など

「し、しらなかった…」そんなにあったんだ💦

たくさんありますよね。

ではどうやって使うのか、例文を見ていきましょう!

It started to rain.  

雨が降り始めました。

It is difficult for me to speak English.

わたしには英語を話すのは難しい。

I want to be a soccer player.

私はサッカー選手になりたいです。

She hopes to be a nurse.

彼女は看護師になることを望んでいます。

He tries to his my mom.

彼は彼のお母さんを助けようとする。

I hope to see you next again.

あなたにまた会えるといいな。

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動名詞とは?

動名詞とは動詞を「ing形」にして「〜すること」という意味で使います。

たとえば

playingは「すること」

watchingは「見ること」

readingは「読むこと」

になります。

その名の通り動詞が名詞のはたらきにすることから「動名詞」と言われています。

進行形とは違うので区別しましょうね。

しかし先ほども伝えましたが、動詞には

動名詞か不定詞のどちらか一方しか使えない動詞」と「どちらも使える動詞」が

存在します。

動名詞だけを目的語にとる動詞 : 

enjoy,

finish,

stop,

practiceなど

不定詞も文の中で主語になりますが、動名詞も同じはたらきをします。

My hobby is p collecting stamps.

私の趣味は切手を集めることです。

Playing basketball is fun. (=To play basketball is fun.)

バスケットボールをすることは楽しいです。

Becoming a teacher is my dream.
先生になることは私の夢です。

この文は言い換えて、以下の順番でもOK!

My dream is becoming a teacher.
「私の夢は先生になることです。」

動名詞を文の中で主語として使いこなせると、いろんな表現ができます。

I think learning new languages is not very easy.
「新しい言語を学ぶことはそんなに簡単ではないと思う。」

動名詞を使った主語は、名詞の単数形として扱います。areではなくis、または動詞にsをつけて使いましょう。

そしてここからは動名詞しか使えない例文です!

I enjoy playing video games.

私はゲームをすることを楽しみます。

I stopped reading books.

私は本を読むのをやめました。

I finished doing my homework.

私は宿題をするのを終えました。

I finished using a computer.

私はコンピューターを使うのを終えました。

今回はここまで

それではみなさん、素敵な1日をお過ごしください♪

I hope you have a great day 😉